LIFE IS EMOTION!

楽しい日々を綴ります

EmyFeelin'Goodの解散ライブの感想はTwitterの文字数じゃ余裕で入り切らない

自分にとって好きなバンドが解散するというのは初めてのことであった。EmyFeelin'Goodに会ったのは去年のくさのねフェス。そこで良いなって思ったのと、自分に「パンク」という新しい音楽が取り込まれた初めてのバンドだった。

 

ただ、それからエミーのライブに行くことは無かった。要はニワカだ。
しかし、解散すると聞いてすぐにチケットを予約した。解散してもう見れないという悲観もあったが、それ以上にライブハウスでエミーを初めて見れるというのが凄く楽しみだった。
普通に1ヶ月ぶりのライブでこの日のためだけに頑張れたといっても過言では無い。そんな感情でサンストへ向かった。
開演ギリギリの時間で着いたのにも関わらず、集客数がとても少ないので心配になったが、最前を取ってOAを待つ。そして迎えた開演時間。OAはエミーにどうしてもと頼み、無理矢理入ったと言う「アスエ」
勿論予習などしないので、全てにおいて初めてのバンドだが、すぐに感涙しそうになってしまうギター、ベース、ドラムの音。さらにライブもめちゃくちゃ良かった。ハイスタが好きそうな印象を受けたが、後に物販で聞いたらその通りであった(ハイスタの音楽が好きになったのも、初めてパンクを教えてくれたエミーだ)。また個人的に気になったのはドラムのシンバルの位置。[ALEXANDROS]のサトヤスを思い浮かべてくれたらわかりやすい。今度ライブに行く時にそれも聞いてみたいと思う。とにかく心をアスエに持ってかれ、最高のOAからの始まりだった。
次に出たのは自分の常連バンドであるQLTONE
ライブはいつものように、軽やかなギターリフとVo.大島の熱い言葉が突き刺さる。そして、会場中が笑顔の中で聴いたSugerがいつもよりも暖かく、より良く感じた。
最後の「決意のうた」もエミーの解散を引き立たせるとても良いライブだった。
次はドラムの負傷により弾き語り形式となった、またもや全てにおいて初めてのバンド
「ERNIE」も弾き語りにしか出来ない迫真の演奏。単純に曲と声が好き。急展開ということもあり、Ba&Vo.久保田もなかなかまとまらないMC。会場からの野次(!?)もあり温和な空気の中で彼ら自身の曲を25分間熱唱した。
littleneemが続き、自分の常連バンド
「月がさ」の登場。
実はこのライブで事前にVo.光との初対面が出来た(以後、光さんと呼ぶ)。そこで自分はHello goodbyeが1番好きだと伝えたのに対し、「そーなんだ、まあやらないけど笑」というようなことを言われ、やらないんかい!と思わずツッコんでしまったが、初めて話すことが出来てとても嬉しかった。話は戻り、1曲目から「岸に花を渡す」という激アツのライブ。3曲目には「一緒に踊ろうぜ」という言葉から始まったまさかのHello goodbyeで会場中は熱気に包まれる。予定に入ってたのか無かったかは分からないが、自分にとって月がさの原点である曲はやはり最高。最後の「バイバイ」もエミー解散でより深く心に残る1曲。ライブ後の物販にて光さんとまた会って感謝も伝えることもできたし、あっちからもまた来てと言われたからには、必ず行くしかない。そして、25分では足りない。もっと曲も光さんの語りも聴きたい。これからは月がさのライブ参戦が増えるであろう。

リハ1.セレモニー
リハ2.not equal

本編
1.岸に花を渡す
2.幾生霜
3.Hello goodbye
4.イメージ
5.遅溜
6.バイバイ

マッドネスマンボウ、アシタカラホンキ!といったエミーの先輩後輩らが、トリを引き立たせ、遂にエミーの番。
自身の曲「Overlap」に乗せての登場で会場中を湧かせる。最初は全然いなかったサンストだが、ラストの時には満杯でいかに愛されたかがわかる。
セトリはこれまでの総集編で最初に作った曲「ハレルヤ」から始まり、「WALK」で終わる解散ライブとは思えない暖かい空気の25分間だった。2年半の中で彼らが出会ってきたバンドを集めた最後のライブは大盛況の中で終演した。
個人的な感想としては、初めてライブハウスのエミー、満員の中でのヘイジャン、アンコールのWant to be合唱、それを最前で見た景色は言うまでもなくこれまでで1番良かった。
以降、元気をもらいに行きますと言えないというのは凄く残念だけど、
このおかげでエミーの有志を見ることが出来た、グッズも買えた、といった楽しい思い出しか蘇ることはない、というのも

彼らがずっと笑顔のままライブをしたから

だと思う。まさに解散ライブの理想像だ。
今日便利な時代でCDという個体でも、スマホの中でも、いつでもエミーの曲が聴ける。辛いこともたくさんあるが、貰った勇気でまた頑張れる。
エミーはずっと自分の中で生き続ける。

最後に、
これまで本当にありがとうございました!